Automating API Delivery 2
https://learning.oreilly.com/library/view/automating-api-delivery/9781633438781/
2 Leaning into APIOps: Problem-solving and leading improvements
この章では以下を取り上げます。
・APIOps改善のためのA3問題解決の活用
・API提供プロセスのマッピングと無駄の特定
・APIOpsの変革をリードする
A3問題解決シートを使用して、APIデリバリーのワークフローを改善する際にリーン思考を適用する方法を紹介。
plan-do-study-act (PDSA) cycle
A3シート
・Theme
・Background
・Current conditions and problem statement
・Goal statement
・Root cause analysis
・Countermeasures and target conditions
・Effect confirmation
・Follow-up actions
リーンな考え方の5つの原則
・個々の製品が生み出す価値を特定する。
・各製品の価値の流れを特定する。
・価値創造のステップをフロー化し、本来非効率である大量のバッチ作業や待ち行列を排除する。
・顧客に生産者から価値を引き出させる。
・完璧を追求する。
生産工程には3種類の活動
・付加価値(VA)作業
例:分析、設計、コーディング、APIドキュメントの作成
・VE活動
例:テスト環境に配備されたソフトウエアの受入テストやセキュ リティテスト
・非付加価値(non-VA)活動
改善目標は、VA活動を増やして顧客により多くの価値を提供し、VE活動を可能な限り最小限に抑え、非VA活動を排除することである。
リーンの7つの無駄
・欠陥のある製品を作ることの無駄
・不要品の過剰生産
・WIP(Work In Process)インベントリ
・不要な処理
・人の不必要な移動
・材料や完成品の不必要な輸送
・従業員が、依存している作業が終わるのを機械が待っていたり、上流のアクティビティが完了するのを待つこと
A3を使ってAPIOpsの改善に取り組むことで、導入する自動化の変更が組織にどのような利益をもたらすかを注意深く考えることができる。
・論理的かつ客観的に考える
・整合をとり、コラボレーションを高める
・システム思考のアプローチを適用する