図解まるわかり DXのしくみ
翔泳社
著者:西村泰洋
会員特典について
はじめに
第1章 DXの基本~特徴と機能、デジタル化との違い~
1-1 DXとは?
Digital Transformation、IT、ICT
1-2 DXの起源
X=Trans
1-3 DXの特徴
ビジネスとITの両輪、ユーザーも変化に気づく
1-4 求められてきた背景
ディスラプター、プラットフォーマー
1-5 新しい時代を読む
ニューノーマル
1-6 DX企業の元祖
Uber、Airbnb
1-7 DXを支える機能
自動化、無人化、自律化、新しい体験
1-8 DXを実現する技術の違い
デジタル技術の位置づけ
1-9 デジタル化との違い
デジタライゼーション、デジタイザーション、デジタル化
1-10 システム更新との違い
モダナイゼーション、マイグレーション
1-11 国の動き(1)未来社会への準備
Society 5.0、クラウド・バイ・デフォルト原則
1-12 国の動き(2)DX推進ガイドライン
DX推進ガイドライン
1-13 DXの市場規模
社会への価値提供
やってみよう
・4段階のスキルチェック
・デジタル技術への習熟度は極めて重要
第2章 DXの実現に向けて~取り組みと実現のパターン~
2-1 DXにおける大きな変化
新しいシステム、中小規模の業務
2-2 DXの成否を分ける要素
方法論、組織の最適化、ITスキル
2-3 全社的な取り組み
トップダウン、ボトムアップ
2-4 CDOとCIO
CDO、COI
2-5 専任部署と横断組織
DX推進部門
2-6 テレワークはDXか?
VDI。SaaS
2-7 DXを実現するパターン
新ビジネス、既存ビジネス
2-8 既存ビジネスと既存システム
MA
2-9 既存ビジネスと新たなデバイス
ドライブレコーダー、IoTシステム
2-10 既存ビジネスと新たなインフラ
5G
2-11 既存ビジネス+非常識な発想
Amazon Robotics
2-12 顧客とのつながりの重要性
カスタマーエンゲージメント、オムニチャネル
2-13 自治体や都市にも広がるDX
スーパーシティ構想
やってみよう
・DXの2つの進め方
・DXありきの思考法は危険
第3章 DXを実現するフロントエンドのデジタル技術~AI・RPA・IoTデバイス~
3-1 DXのフロントエンドを支える技術
人の五官を越える
3-2 AIの基本
AI、機械学習、ディープラーニング、特徴量
3-3 AIのフロントエンドでの実装例
Raspberry Pi、GitHub
3-4 RPAの基本
RPA、ロボットファイル、管理ツール
3-5 RPAのフロントエンドでの実装
対象領域
3-6 最大・最多のデバイスであるスマートフォンを忘れない
iPhone、Android携帯
3-7 人やモノの何を認識する、どんなデータを取得するか?
デジタルカメラ、カメラモジュール、無線デバイス
3-8 無線での測位(1)GPS
GPS、経度、緯度
3-9 無線での測位(2)RFID
RFID、ICタグ
3-10 無線での測位(3)ビーコン
ビーコン、ビーコンデバイス、ビーコンセンサー
3-11 自らの動きを測る
加速度センサー、ジャイロセンサー
3-12 画像認識について考える
画像認識、画角
3-13 環境と人体の数値化
温湿度センサー、CO2センサー、心拍数センサー
3-14 デバイスでの留意点
IoTデバイス
3-15 これからのデバイスについて考える
ARゴーグル
やってみよう
・興味が持てる技術とそうでない技術
・それぞれの技術に対して正直に向き合う
第4章 DXに不可欠なWeb技術~ブラウザ、Webアプリ、多様化するWebの世界~
4-1 ブラウザか専用アプリか?
Chrome
4-2 ブラウザの機能
HTML、HTTPプロトコル、HTTPリクエスト、HTTPレスポンス
4-3 再接続を支援するしくみ
Cookie、セッション
4-4 多様な端末に対応する
レスポンシブ、CMS、ブレークポイント
4-5 Webアプリの概要
LAMP
4-6 ソフトウェアとデータの無償化
OSS、オープンデータ
4-7 インターネットの普及状況
情報通信白書
4-8 多様化するWebの世界
ショッピングサイト、SNS
4-9 シェアリングとマッチング
シェアリング・エコノミー、マッチング・エコノミー
4-10 情報の集約と個別対応
アグリゲーション・サービス、キュレーション
4-11 ユーザーの行動全体を重視する
UXデザイン、ペルソナ、カスタマージャーニー
やってみよう
・ペルソナの設定
・カスタマージャーニー
第5章 DXの基盤を担うクラウド~クラウドのサービスと技術~
5-1 DXのバックエンド技術
人の神経や頭脳
5-2 バックエンドに不可欠なクラウド
クラウドコンピューティング
5-3 クラウドのサービスの分類
IaaS、PaaS、クラウドネイティブ
5-4 クラウドの2つの潮流
パブリッククラウド、プライベートクラウド
5-5 データセンターとクラウド
データセンター、ホスティングサービス、ハウジングサービス、コロケーションサービス
5-6 仮想のプライベートクラウド
VPC
5-7 大量のITリソースを管理するしくみ
コントローラー
5-8 既存システムをクラウド化するには?
マイグレーション
5-9 既存システムのクラウド化の障壁
仮想サーバー、VM
5-10 サーバーの仮想化技術の動向
ハイパーバイザー型、ホストOS型、コンテナ型、Docker
5-11 クラウドの新たな潮流
オーケストレーション、Kubernetes
やってみよう
・コンテナ化するサービスのピックアップ
・2つのアプローチ例
第6章 データ処理とネットワーク~変わりゆくデータベースと典型的な処理~
6-1 データについて考える
データ形式、JSON
6-2 変わりゆくデータベース(1)
RDB、SQL、NoSQL、KVS、ドキュメント指向
6-3 変わりゆくデータベース(2)
全文検索、Elasticsearch
6-4 データ分析
Hadoop、Apache Spark
6-5 デバイスからネットワークへの入り口
ゲートウェイ
6-6 データの選別と処理の代行
エッジ
6-7 IoTシステムの典型的な処理
分析処理
6-8 DXのネットワークを考える
LAN、WAN、4G
6-9 自前の5Gという選択肢
ローカル5G、低遅延伝送
6-10 ブロックチェーンのしくみ
ブロックチェーン、コンセンサスアルゴリズム、PoW
6-11 バックエンドのAIの例
チャットポッド、自然言語処理
やってみよう
・エッジの活用について考える
・エッジの適用シーンの例
第7章 DXを創る活動~企画・設計から準備まで~
7-1 実現に向けたプロセス
企画、準備、実行
7-2 DXのターゲット
既存業務とビジネス、新業務とビジネス
7-3 DXへの企業のスタンス
自社戦力中心、外部リソース活用
7-4 先行企業と自社の分析
PEST分析、3C分析、SWOT分析
7-5 現状を可視化する
モデリング、BPMN、プロセスマイニング
7-6 ユーザーを中心とした検討
デザイン思考
7-7 アイデアの創出・形成
ワークショップ、ブレイン・ストーミング
7-8 仮説の検証
PoC、PoB、プロトタイプ
7-9 システム設計にも変化が
マイクロサービス、モノリシック
7-10 APIの活用
API
やってみよう
・DXのターゲットについて考える
・実現するしくみを考える
第8章 DXはWebとクラウドから~DXのほとんどはWeb技術を使う~
8-1 Webとクラウドを前提とするしくみ
選択、組み合わせ
8-2 DXの実態はWeb技術+α
ローコード、ノンコード
8-3 Web技術の概要
HTML、CSS、JavaScript、TypeScript、Node.js
8-4 開発のフレームワーク
フレームワーク、JSP、ASP.NET
8-5 自動化を極めるツール
BPMS
8-6 システム連携の自動化
iPaaS
8-7 脅威に応じたセキュリティ対策
不正アクセス、悪意のある攻撃
8-8 セキュリティ対策の物理的な構造
ファイアウォール、緩衝地帯、多層防御
8-9 緩衝地帯での守り方
DMZ、UTM、IDS、IPS
8-10 緩衝地帯を抜けた先の守り
DoS攻撃、WAF、ログ分析
8-11 お客さまを守るしくみ
多要素認証、パスワードクラッキング、CAPTCHA、セッションハイジャック
8-12 内部のセキュリティ対策
やってみよう
・非機能要件とセキュリティ
・セキュリティ脅威を確認する例
第9章 DX人材を育てる~人材像とスキルの定義~
9-1 DXへの取り組みの実態
事業単位、ビジネスユニット
9-2 DXを担う人材
DX人材、プロデューサー
9-3 人材像をイメージする
具体的な人材像、タレント
9-4 他流試合に備えて
NDA、MOU/LOI
9-5 DX人材の育成
DX人材教育メソッド
やってみよう
・適性のチェック
・スキルのチェック
用語集
索引