スクラム実践者が知るべき97のこと


スクラム実践者が知るべき97のこと


オライリー・ジャパン


編集:Gunther Verheyen
訳者:吉羽龍太郎、原田騎郎、永瀬美穂


訳者まえがき
はじめに

第Ⅰ部 始め、適応、繰り返し
01 スクラムについて誰も教えてくれない5つのこと
マーク・ロフラー
02 プラクティスよりマインドセットが重要
ギル・ブローザ
03 実は、スクラムの話ではない
ステーシア・ビスカルディ
04 スクラムはシンプルだ。変えずにそのまま使え
ケン・シュエイバー
05 Whyからスクラムを始めよ
ピーター・ゲーツ、ウーヴェ・シルマー
06 導入してから適応せよ
ステファン・バーチャック
07 最小のやり方を定期的に試そう
トッド・ミラー
08 スクラムは地理的に分散した開発でも使えるか?
ピート・ディーマー
09 「複数のスクラムチーム」と「複数チームによるスクラム」の違いを知ろう
マーカス・ガートナー
10 「完成」で何を定義するか?
ギュンター・ヴァーヘイエン
11 どうやって心配するのをやめてスクラムを始めたか
サイモン・ラインドル

第Ⅱ部 価値を届けるプロダクト
12 失敗する成功プロジェクト
ラルフ・ヨチャム、ドン・マクグリール
13 「あなたのプロダクトは何?」という問いに答える
エレン・ゴッテスディーナー
14 ビジネスに舵を取り戻すスクラム
ラファエル・サバー
15 プロダクトマネジメントのすきまに気を付けろ
ラルフ・ヨチャム、ドン・マクグリール
16 フローフレームワークによる組織全体へのスクラムのスケーリング
ミック・カーステン
17 ビジネス価値を真正面に据える
アラン・オカリガン
18 プロダクトオーナーは情報のバリアではない
マーカス・ガートナー
19 「ノー」と言える技術をマスターして価値を最大化する
ウィレム・ヴェルマーク、ロビン・スフールマン
20 プロダクトバックログを通じて優先順位付けされた要求を伝えるには
ジェームズ・コプリエン
21 なぜプロダクトバックログの先頭にユーザーストーリーがないのか
ジェームズ・コプリエン
22 アウトカムを考え、価値に注意を払え
ジェフ・パットン

第Ⅲ部 コラボレーションこそがカギ
23 サッカーのフーリガンから学ぶことなんてあるのか?
ジャスパー・レイマーズ
24 そして奇跡が起こる
コンスタンチン・ラズモフスキー
25 意思決定ロジックの先頭は顧客フォーカスにしよう
ミッチ・レイシー
26 あなたのチームはチームとして機能しているか?
リッチ・フントハウゼン
27 「それは自分の仕事じゃない!」
マーカス・ガートナー
28 専門分化は昆虫のためにある
ジェームズ・コプリエン
29 デジタルツールは有害だ:スプリントバックログ
バス・ヴォッデ
30 デジタルツールは有害だ: Jira
バス・ヴォッデ
31 稼働率管理の弊害
ダニエル・ハイネン、コンスタンチン・リベル
32 情報を発信するチームになる
ラン・ラゲスティー

第Ⅳ部 開発の複数の顔
33 スプリントをやるだけがアジャイルではない
ジェームズ・グレニング
34 パトリシアのプロダクトマネジメント苦境
クリス・ルカッセン
35 プロダクトバックログの大きさを決める5つの段階
ラン・ラゲスティー
36 ユーザーストーリーについてよくある3つの誤解
マーカス・ライトナー
37 攻撃者のユーザーストーリーを取り入れる
ジュディー・ネーアー
38 スプリント計画には何を入れている?
リッチ・フントハウゼン
39 生き生きとしたスプリントバックログはデジタルツールを凌駕する
マーク・レヴィソン
40 テストはチームスポーツだ
リサ・クリスピン
41 バグ再考
リッチ・フントハウゼン
42 プロダクトバックログリファインメントは、重要なチーム活動だ
アヌ・スマリー
43 アジリティの自動化
デイビッド・スター
44 常緑樹
ジェシー・ホウウィング

第V部 ミーティングではなくイベント
45 スプリントは目的のためにある。ランニングマシンにするな
ユッタ・エクスタイン
46 効果的なスプリントプランニングをするには
ルイス・コンサウヴェス
47 スプリントゴールで目的を設定する(単に作業リストの完成にしない)
マーク・レヴィソン
48 スプリントゴール: スクラムで忘れがちだが重要な要素
ラルフ・ヨチャム、ドン・マクグリール
49 デイリースクラムは、開発者のアジャイルなハートビートだ
ジェームズ・コプリエン
50 スプリントレビューはフェーズゲートではない
デイブ・ウエスト
51 スプリントレビューの目的はフィードバックの収集。以上
ラファエル・サバー
52 デモだけでは不十分だ……。デプロイしてもっと良いフィードバックを得よう
サンジェイ・サイニ
53 スプリントレトロスペクティブは構造化しよう
ステファン・バーチャック
54 いちばん大事なことは思っているのと違う
ボブ・ハートマン

第Ⅵ部 マスタリーは重要
55 スクラムマスターの役割を理解する
ルイス・コンサウヴェス
56 「自分」ではなく「スクラムマスター」が大事なのだと気づくまで
ライアン・リプリー
57 サーバントリーダーシップはまず自分から
ボブ・ガレン
58 タッチラインの宮廷道化師
マーカス・ライトナー
59 コーチとしてのスクラムマスター
ジェフ・ワッツ
60 テクニカルコーチとしてのスクラムマスター
バス・ヴォッデ
61 スクラムマスターは障害ハンターではない
デレク・デヴィッドソン
62 障害の分析学
ラン・ラゲスティー
63 スクラムマスターのいちばん大事なツール
ステファニー・オッカーマン
64 困ったときは……。落ち着いて非常ボタンを押そう
ボブ・ガレン
65 積極的に何もしない(という大変な仕事)
バス・ヴォッデ
66 #スクラムマスター道(#ScrumMasterWay)でスクラムマスターを終わりのない旅に導く方法
ズザナ・ショコバ

第Ⅶ部 人間。あまりにも人間
67 チームは単なる技術力の集合体ではない
ウーヴェ・シルマー
68 人は障害か?
ボブ・ガレン
69 人間はいかにしてすでに複雑なものをさらに複雑にするのか
ステイン・デクヌート
70 スクラムの「アハ」体験をデザインする
ステイン・デクヌート
71 脳科学を使ってスクラムのイベントを生き生きとさせる
イブリン・アクンルース
72 スタンドアップの持つ力
リンダ・ライジング
73 在宅勤務の影響
ダニエル・ジェームズ・グロ
74 優しく変化する方法
クリス・ルカッセン

第Ⅷ部 価値がふるまいを駆動する
75 スクラムではプロセスよりも行動が重要だ
ギュンター・ヴァーヘイエン
76 自己組織化とはどういうことか?
マイケル・スペイド
77 欠陥を宝のように扱う(公開の価値)
ジョルゲン・ヘッセルベルグ
78 「そんなやり方、ここでは通用しない!」
デレク・デヴィッドソン
79 人間味あふれるスクラムマスターの5つの特性
ハイレン・ドーシ
80 スクラムの6 つめの価値基準
デレク・デヴィッドソン

第Ⅸ部 組織設計
81 アジャイルリーダーシップと文化のデザイン
ロン・エリンガ
82 スクラムはアジャイルリーダーシップである
アンドレアス・シュリープ、ピーター・ベック
83 スクラムとは組織の改善でもある
カート・ビットナー
84 ネットワークと尊敬
ポール・オールドフィールド
85 安全な(でも安全すぎない)環境での遊びの力
ジャスパー・レイマーズ
86 アジャイルリーダーシップの三位一体
マーカス・ライトナー
87 「メタスクラム」パターンでアジャイル変革を推進する
アラン・オカリガン
88 スクラムによる組織設計実践
ファビオ・パンザボルタ
89 大きく考える
ジェームズ・コプリエン

第X部 スクラム番外編
90 スクラムの起源は、あなたが思っているのとは違うかも
ラファエル・サバー
91 「スタンディングミーティング」
ボブ・ウォーフィールド
92 スクラム:問題解決手法かつ科学的手法の実践
シ・アルヒア
93 スクラムイベントは豊作を確かなものにする儀式だ
ジャスパー・レイマーズ
94 外部業者と一緒にスクラムをやった方法
エリック・ナイバーグ
95 警察の仕事にスクラムを適用する
シュールト・クラネンドンク
96 生まれながらのアジャイル:教室でのスクラム事例
アルノ・デルハイ
97 eduScrumを使った教育現場でのアジャイル
ウィリー・ワイナンズ

第Ⅺ部 日本を中心に活動する実践者による10 のこと
01 まだ分担した方が効率がよいと思ってるの!?
及部 敬雄
02 武道とスクラム
小林 恭平(kyon_mm)
03 スクラムイベントの効果を最大化するためにパーキングロットを活用しよう
高橋 一貴
04 スクラムを組織に根付かせるには孤独にならないこと
長沢 智治
05 野中郁次郎のスクラム
平鍋 健児
06 エンジンがなくては走らない
安井 力(やっとむ)
07 F.I.R.S.Tにあえて順位をつけるなら
和田 卓人
08 「個人と対話よりもプロセスとツールを」を防ぐには
永瀬 美穂
09 インクリメントは減ることもある
原田 騎郎
10 完成とは何か?
吉羽 龍太郎

寄稿者紹介
スクラム用語集
索引

書籍目次

Posted by shi-n