書籍メモ「Persistence Best Practices for Java Applications」Chapter 8
https://learning.oreilly.com/library/view/persistence-best-practices/9781837631278/
Part 2: Jakarta EE, MicroProfile, Modern Persistence Technologies, and Their Trade-Offs
Chapter 8 Ultra-Fast In-Memory Persistence with Eclipse Store
・Why is latency secretly added to every database operation? We will understand what object-relational impedance mismatch is and how it can affect persistence performance.
・What is an in-memory persistence storage and how does it differ from other database types?
・Exploring Eclipse Store.
・Eclipse Store with Jakarta/MicroProfile.
インメモリ・データベースは、データ処理、ウェブ・モバイル・アプリ、キャッ シング、リアルタイム分析などのユースケースで活用されるデータベースである。
OOPの概念や動作の多くはデータベース側では利用できない。
オブジェクト・リレーショナル・マッピング(ORM)インピーダンスミスマッチは、OOP言語とリレーショナル・データベース管理 システム (RDBMS)の間でデータをマッピングする際に発生する、特定のタイプのインピーダンスミスマッチである。
Eclipse Storeは、Javaベースのオープンソースで、オブジェクト永続化への新しいアプローチを提供するインメモリデータストレージ技術です。
https://projects.eclipse.org/projects/technology.store
オブジェクトをリレーショナル・テーブルにマッピングするORMに依存する従来のデータベースとは異なり、Eclipse Storeの内部メカニズムは、ヒープ上で利用可能なJavaオブジェクトを検索して使用します。
メモリから直接情報を取得できるため、マッピングやシリアライズが不要になります。
このアプローチでは、ORMのインピーダンスのミスマッチが回避され、コストのかかるデータベース・アクセスの必要性が減るため、アプリケーションのパフォーマンスが速くなります。
・高速パフォーマンス
・インメモリー・ストレージ
・使いやすい
・外部依存はない
・軽量
・柔軟性
・オープンソース
・高可用性
・スケーラビリティ
Eclipse Storeは新しい永続化の視点をもたらします。
マッパープロセスを削減することで、パフォーマンスを向上させることができます。
アプリケーションのレスポンスタイムだけでなく、クラウドのコストにも影響します。
マシンの台数が少なくて済むため、インフラストラクチャーのコストも削減できます。