O’REILLY Learning「Modern Software Engineering: Doing What Works to Build Better Software Faster」6 Incrementalism
https://learning.oreilly.com/library/view/modern-software-engineering/9780137314942/
6 Incrementalism
インクリメンタルな作業とは、漸進的に価値を構築することです。
簡単に言えば、システムのモジュール化、部品化を利用すること。
インクリメンタル・アプローチは、仕事を分解し、段階的に(インクリメンタルに)価値を提供することで、より早く価値にたどり着き、より小さくシンプルなステップで価値を提供することができる。
モジュール化というのは重要な考え方です。技術の発展において重要であるが、情報技術に限ったことではない。
石器時代の職人が木製の柄のついた火打斧を作っていたとき、これはモジュール化されたシステムだった。
柄を壊したら、斧の頭を残して新しい柄を作ればいい。
マイクロサービスのようなコンポーネントベースの設計アプローチや、サービス指向の設計の哲学でもあります。
モジュール化がもたらす大きな利点の1つは分離です。
リファクタリングのスキルは、開発者がその重要性を見逃しているようで、過小評価されがちです。
もし私たちがしばしば小さな単位で変更を加えることができれば、その変更の安定性にもっと自信を持つことができる。
特に自動化されたテストは、私たちを保護し、より自信を持って段階的に前進させることができる。
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