アルゴリズム入門 データ表現と処理技術


アルゴリズム入門―データ表現と処理技術


オーム社


著者:浪平博人


はしがき

Ⅰ章 データ構造
1 データ構造とは何か

2 配列
2.1 基本説明
2.2 配列表現例
【例1 マトリクス】
【例2 マルコフ過程】
補足:マルコフ過程

3 スタック
3.1 基本説明
3.2 スタック使用例(サブルーチン制御)

4 キュー

5 リンクドリスト
5.1 基本説明
5.2 ダブルリンクドリスト
5.3 リスト構造の使用例
【例1 多項式の表現】
【例2 疎なマトリクの表現】
【例3 リストソート】

6 木
6.1 基本説明
6.2 2分木の意味づけ(走査)および使用例
6.2.1 走査法
6.2.2 2分木使用例
6.3 2分木のデータ操作
6.4 2分木の解析
補足:探索回数の一般解析
6.5 2分木のバランシング
6.6 整列2分木(ヒープ:山積み)

7 Bトリー
7.1 m次のBトリー
7.2 2-3-4トリー

8 ハッシュ
8.1 基本説明
8.2 ハッシュ関数
8.3 ハッシュの解析

データ構造まとめ

Ⅱ章 ソートとマージ
1 内部ソート(データのすべてがメモリに入るとき)
1.1 よく使われる方法
1.1.1 最小を選ぶことを繰り返す方法
1.1.2 シェルソート
1.1.3 ヒープソート
補足1:再帰法を用いたヒープソート
補足2:C言語によるプログラミング例
1.1.4 クイックソート
1.2 考えがおもしろい方法
1.2.1 大小関係を数える方法
1.2.2 バブルソート
1.2.3 差し込みによるソート
1.2.4 マージソート
補足:BASICによるプログラム例
1.2.5 ラディックスソート
1.2.6 キーが整数値に対応づけできるとき
1.3 トポロジカルソート
1.4 ソートの形態
1.5 ソートの効率解析

2 マージ,外部ソート
2.1 基本的マージ手順
2.2 データ数が非常に異なるときのマージの工夫
2.3 外部ソート2.4
補足:昔デープを用いたころの工夫
2.4.1 2ウェイマージ
2.4.2 マルチウェイマージ
2.4.3 ポリフェーズマージ
補足:フィナボチ数列
2.4.4 カスケードマージ

ソートとマージまとめ

Ⅲ章 検索
1 順次比較による検索

2データがソート順に並んでいるとき
2.1 2分探索
2.2 フィボナチ探索

3 データの追加,削除が多いとき:2分木探索
補足:平均比較回数を最小にするトリーの構成法

4 データがディスクにあるとき
4.1 デンスインデックス
4.2 スパースインデックス
4.3 Bトリーによるインデックス

5 範囲で検索する場合:範囲検索
5.1 全データをチェック:シーケンシャルサーチ
5.2 2次インデックス
5.3 グリッド法
5.4 2次元トリーによるデータ分割

6 ハシング
6.1 メモリ内にデータをストアする場合
6.1.1 オープンアドレス方式
6.1.2 2重ハッシュのオープンアドレス方式
6.2 データがディスクにあるとき
6.3 複合ハッシュ
補足:ハッシュにおける2次キーへのビットの最適配分
6.4 ハッシングの特徴

検索まとめ

Ⅳ章 アルゴリズム構成のパターン
1 直接的方法
1.1 解析的に手順が定まるとき
1.2 起こりうるすべての場合を調べることが可能なとき

2 起こりうるすべての場合を調べることが不可能なとき
2.1 ダイナミックプログラミング
補足1:DPの一般形式
補足2:ラグランジェの方法
補足3:最適性原理2.2 バックトラッキング
2.2.1 バックトラッキングとは
2.2.2 割当て問題
補足:割当て問題のOR的解法

3 分割法
3.1 再帰法
3.1.1 再帰法とデータ構造
3.1.2 再帰法とフラクタルとの関連
3.1.3 再帰法の実行プロセス
3.1.4 再帰表現例
【例1 整数nのプリント】
【例2 n個のなかよりの最大最小要素の選択問題】
【例3 2分探索】
【例4 クイックソート】
【例5 コッホ曲線】
補足:BASICによる非再帰的表現手法
3.2 漸化式
【例1 ガウスの掃出法】
【例2 コンボルーション】
3.3 分割効率の解析
3.3.1 分割のバランス
補足:漸化式の一般解
3.3.2 分割表現の工夫

4 繰返し法
4.1 ニュートン法
4.2 ガウス – ザイデル法

5 経験則(ヒューリスティックアプローチ)
ヒューリスティックアプローチによる問題解決例

アルゴリズム構成のパターンまとめ

参考文献
索引

書籍目次

Posted by shi-n